【備忘録】ラズパイを使った録画サーバの構築 1回(Raspberry Piの準備編)
ラズパイを使った録画サーバの構築(Raspberry Piの準備編)
前回の続き.前回↓ miyakonorth.hatenablog.jp
本ブログ記事での環境
環境 | バージョン |
---|---|
Raspberry Pi | 3 Model B+ |
OS | Raspbian GNU/Linux 10 (buster) |
kernel | 4.19.97-v7+ |
SSHを有効にする
SSHを有効にして,SSH通信で環境を構築できるようにします.
RaspbianならコマンドでもGUIでもSSHの設定ができます.本ブログではGUIで有効に設定したので特に明記することはありません().
ラスパイの固定IP化
ラズパイを直接弄らずリモートで環境を構築したり,LAN内から別なPCやスマホから番組録画を行う際に固定IPの方が便利なのでラズパイのIPを固定にします.
IPを固定にする際,ルータの設定を確認してDHCPに割り振られるIPの範囲を確認し,DHCP向けに確保された範囲外のIPを設定する必要があります.
端末からdhcpcd.conf
を開き,
$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf
以下を追加します.
interface wlan0 static ip_address=<割り当てるIPアドレス>/24 static routers=<ルータのIPアドレス> static domain_name_servers=<ルータのIPアドレス>
後は取り敢えず再起動して,
$ sudo reboot
SSHで設定したIPにてラズパイにログインできるか確認します.
本ブログではWindowsマシンからTeraTermを使用してSSH通信しています.
以降はSSH通信していることを前提とします.
GUIを消した
SSH通信で全てCUIで操作するので,使いもしないのに容量だけ食うGUIを消しました.消すかどうかはあくまでお好みで.
$ sudo apt-get purge x11-common $ sudo apt-get autoremove
外付けHDDを繋げてLAN内の別のマシンからアクセスできるようにする
↓だいたいこんな感じのものを想定しています.
ラズパイで録画,エンコードした番組をUSB2.0で繋いだ外付けHDDに保存し,LAN内の違うマシンから保存した番組を閲覧することを想定しています. 以下の記事を参考に構築.
SambaでLinuxとWindowsとの間でファイル共有 - Qiita
この次にやること
番組を取得するための環境づくりを始めたいと思います.次回↓ miyakonorth.hatenablog.jp